ここディーナゲッツ愛知から一番近い中学校が、一宮市立南部中学校、通称ナンチュウです。
その南中バスケ部男子の顔はだいたい知っています。
それぐらいよく遊びに来てくれる、愛すべき彼らが明日、夏の大会を戦うとのこと。
“夏の大会”は3年生にとって最後の夏。
負けたら引退 という学校がほとんどだと聞いています。
そんな大事な大会へ出場するためには、まずユニホームを勝ち取る。すなわちベンチ入りを果たさなければなりません。
昨夜、翌日(今日のこと)に控えるベンチ入りメンバー発表を前に、ドキドキで家にいられずコートに来てくれた森くん。
彼は小学校6年生から当アカデミーに通い始め、合わせて3年ほど頑張っていました。
しかしこれまではユニホームがもらえず、試合に出られない日が続いていたようで、最後の大会を前に、営業時間残りあと数十分の夜9時すぎに、自転車でやってきました。
帰り際、「ユニホームがもらえてももらえなくても、報告に来てほしい」と彼に伝えました。
頑張っている姿を見てきただけに、最後のチャンスが潰えたとしても、伝えたいことがありました。
そして今日。
アカデミーでも、人一倍真面目に、一生懸命取り組んでいた森くん。
まずはおめでとう!
彼は帰り際に言ってました。
「明日の1回戦が試合に出られる最初で最後のチャンスかもしれないから、頑張ります!」
そういう境遇の子供達も多いかと思います。
もし、出場機会に恵まれたなら、果敢に得点を狙いに行って欲しい!
相手から1回は、気迫でボールを奪って欲しい!
自分の一番得意なプレーが決まる絵を思い浮かべて、決めて帰って来てください。
よい報告、楽しみにしています!
ps:写真後方から笑顔で向かってきているキャプテンの青木くんは、大会前に髪切ってきます!とわざわざ報告してくれたので、てっきり坊主にしてくるものだと思ってましたが、かなりさわやかでしたw 明日の試合でベンチメンバーに出場機会を多く与えられるよう、キャプテンの爆発に期待してます。
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